“医療の常識”を覆した「健康自立力」を超える注目の第2作!!
治療生活に不安や悩みを抱える多くの患者さんに向けて、実例をまじえて病院や医師との向き合い方を紹介した貴重な一冊。
■著者:田中佳 (たなか よしみ)
■出版社:株式会社メタモル出版
●著者紹介
田中 佳 (たなか よしみ)
昭和60年に東海大学医学部卒業後、同大学付属病院脳神経外科助手を経て、市中病院で急性期医療に長年携わる。
脳神経外科学会および抗加齢医学会の専門医となる。現在は、脳神経外科診療のほか、予防医学の教育講演活動、健康相談に力を入れている。
医療法人照甦会会員。
●主な内容紹介
・健康診断(検診・ドック)を受ける時の心得
・検査で異常を指摘されたあとの心得
・生活習慣病と言われた方の心得
・ガン患者さんが手術を受ける時の心得
・抗がん剤治療を受ける時の心得
など
●著者の声 『続・健康自立力の発刊にあたり』
前著書である『健康自立力』の続きかと問われれば、そうでもあり、そうでもないです。今回の『続・健康自立力』は、主に生活習慣病やがんを患っている方々の自立を助けるために書きました。
ここ数年で私が受けた健康相談件数は250件以上であり、その大半ががんに関するものです。その相談によって、私は患者さんが医療現場で翻弄されている状況を目の当たりにしました。これは医療現場にいては知ることのできない、患者さんの心の叫びでもあります。
医療における最大の問題点は、医者の提示する治療方針に患者さんの人生は加味されないことです。医者は医学を施すことこそが最高で唯一だと思い込んでいます。それによって、患者さんの「人生」が損なわれても、「仕方がない」の一言で済ませます。そして患者さんは何も言えずに従って、涙をのむのです。
「本当にそれでいいのですか?」という提示をするとともに、主治医への質問の仕方などを載せています。
皆様が適切な医療を受けることができる一助になればと願っています。
田中 佳