阿部隆です。
ある雑誌に将棋の羽生さんの記事が出ていました。
「子供のころ気楽な気持ちでプロを目指しました。でも、その時こんなに厳しい競争の世界だと知っていたらこの世界に入らなかったかもしれません」
私は将棋の事はよく解りませんが、羽生さんといったら誰でも知っているスーパースターじゃないですか。そんな人でもそこまで苦しんでいるのか?と・・・そんな人だからこそかもしれませんが。
失礼かもしれませんが、なぜか嬉しくなってしまいました。
羽生さんは「将棋の世界に入らなければ良かった」と言っているのではありません。
逆に、「へたなマイナスの情報を得ていたら今の自分はなかったかもしれない」と言っています。
言い方を変えれば、情熱がリスクを上回っていたという事じゃないですか。
子供は特に大好きなことをやるためには危険を顧みません。
大人になるに従ってリスクばかりを考えるようになってしまいます。
マイナスの情報ばかりが飛び交う現在。やはり大好きなことって重要ですよね!