20才位の時だったと思います。私は草野球でピッチャーをやっていました。
ちょうど今くらいの季節で、ものすごい暑い日でした。
その後30年以上生きてきてあれ以上の暑さを感じた日はありません。
河川敷のグランドではあったのですが、ヤクルトの2軍の練習場という事で綺麗なグランドでした。
準備運動のキャッチボールの時から力が入らず、「これはまずいな~」と感じていました。
暑さで立ってられないような感じです。
ところがチームの人数はぴったり9人、相手チームにも迷惑がかかってしまいます。
「今日は無理だ!ベンチで見てる」とはとても言い出せませんでした。
取りあえず試合は始まってしまいました。
キャッチャーミットめがけて思い切って投げているのですが、スローボールのようなボールしか行きません。
速く動くと、息切れしてしまう状態で、「いつまでもつか?」と思いながらやっていました。
試合の方ですが、なぜか私が投げるよれよれのボールが打たれないんです。
遅すぎるからかもしれません。大リーグボール3号のようになってしまったのかもしれません。
しかも、なぜか?めずらしくストライクだけはとれるので終わってみればノーヒットで完封(最後まで0点に抑える)です。
完封と言っても4回までの時間切れですけどね。
相手もよれよれで守りが乱れ、相手の守り時間が長くなってしまったのです。
私達の守りの時間が短くて終わったのでなんとか投げ切ることができたのでしょう。
この頃、いつも真夏の炎天下になるとこんな調子でした。
とにかく夏の暑い日にはには運動ができない状態です。
若いのにですよ・・・。
歳を重ね、健康に興味を持ち、それを仕事にするようになりました。
そのような現在から考えると、かなり危険な状態でやっていた事が解るようになりました。
とにかく不摂生でした。たばこは吸う、夜更かしで寝不足、浪人して体重 15kg増、外食が多く、肉などの油もの大好き。
炎天下の中で野球をやっている時の苦しさは、危険な状態だという事を知らせてくれていたのだと思います。
倒れて、救急車で運ばれ、そのまま帰らぬ人になっていてもまったく不思議ではありません。
若い私がこのような状になってしまったのには二つの原因が考えられます。
① 不摂生による血液ドロドロ状態
タバコ、野菜不足の油の摂りすぎ、寝不足などにより血液がドロドロになり、全身に回りづらくなっていた。よって心臓に負担がかかり、動悸が起こります。
② ミネラル不足
私は子供のころから人の何倍も汗をかいていました。炎天下での運動や重労働では30分おきに大量の水を飲まないと続けられない人でした。そのため、まん年ミネラル不足。特に運動中は着ている物がプールに飛び込んだようにびっしょりになってしまうほどです。
最近、熱中症が大流行りです。
特にテレビでは気温が30度を超えると大騒ぎです。
「熱中症に注意しましょう。エアコンをつけ、こまめに水分補給しましょう」
気温が高いと熱中症になるのでしょうか?
そうであれば甲子園球児はどうなるのでしょうか?1年間で最も暑い季節に過酷な運動量です。
特にピッチャーは。毎年熱中症で亡くなる人が何人かいてもおかしくありません。
「○○選手が熱中症で運ばれました!」って聞いた事ありますか?
まず一番おかしいのは「エアコンをつけないから・・・」という報道。
私達が子供のころはエアコンはほとんどありません。という事は今以上に熱中症になる人が多いはず。
そうでしたか?
逆だと思うんですね。
エアコンのおかげで汗をかかない。
外の暑さがいやだから歩かない、運動しない。
だから汗をかけない身体になってしまっている・・・と考えられないでしょうか?
汗は体温を下げるために出ます。
暑くて体温上昇しているのに汗をかけなければ大変な事になります。
それが熱中症だと思うんです。
腎臓などが悪くて汗をかけない人は回りからは涼しげに見えるのですが本人はとても辛いそうです。
しかもその後体調を崩す事が多いんです。辛いのは当たり前ですよね。
身体の中が風邪をひいて熱をだしている状態のようになっているのですから。
それでは私のように人の何倍も汗をかく人はどうなのでしょうか?
確かに汗をかくと、シャツやズボンが濡れて気持ちは悪いのですが、汗をかいてもよい状況であれば、肉体的にはすっきりしています。
回りの人には「シャツが臭いので何とかしろ!」と言われますが・・・。
皆さん、岩盤浴で汗をかくのが気持ち良いというじゃないですか。
ところが汗をたくさんかくと他の問題も発生します。
汗と同時に体内のミネラルも出てしまいます。
それを意識していないと大変です。
炎天下でテニスやっている時に感じたのですが、なぜか必要以上に汗が出てしまうような時があります。
まず、集中力が無くなります。テニスのゲームをやっている最中
に変な場所に立っていたり、今どういう状況なのかを忘れていまったりします。
危険な状態です。
なんと言っても瞬発力がまるでなくなってしまうんです。
試合の結果が良いはずがありません。
そんな事を繰り返すうち、ようやく『ミネラル不足』に気付いたのです。
健康関係の仕事をしているのに情けない話ですね。
EMウォーターという蒸留水に多少のミネラルとEM・X GOLDが入ったお得なお水があります。
それに『石のしずく』というミネラルを10滴ほど入れてテニスに臨みました。
『石のしずく』というのは川田薫先生というミネラルを研究している科学者が開発した安心なミネラルです。
すると、どうでしょう。
まず暑い中でテニスをやっていても頭がボッとしません。
集中力が途切れないんです。
もともと集中力が人より劣るので、抜群の集中力になる訳ではありませんが、私にしてはという事です・・・。
ミネラルが不足しているからといって今すぐ亡くなる訳でもないし、ピンと来ないですよね。
だから身を以てミネラルの大切さを感じられたことはラッキーだと思います。
炎天下で運動をしないのであれば関係ない、熱中症にならないから関係ない、というものではありません。
16種類のミネラルは人間の身体のあらゆるところで働いてくれています。
ミネラルが不足していれば、老化にも繋がるでしょう。
当然、あらゆる病気への可能性もあるように思えます。