2008/08/04
斎藤とも子です。
7月4日に会社のコピー機が新しくなりました。
今までのコピー機は10年ほど使ったそうです。(私の方がずっと後輩です)
10年経つとコピー機も型が古くなり、部品の製造が中止になったとかで、修理が出来なくなったのです。
このコピー機と同じ機種を使っていた知り合いの社長さんは、
「今はもう違う機種を入れて、これと同じものは別の部屋で使っているけど、僕はこっちが好きだな!」
と言っていました。何かが違うようなのです。
会社のスタッフも「これ、いいよね」と言っていました。
前に勤めていた会社で他の機種のコピー機を使っていた私は、機械の始動のゆっくりさや、コピーを取る時間がかかることに、正直驚きました。
考えてみれば、テレビもパソコンも携帯電話も・・・次から次へと新しい機種が出てきて、消費者の購買意欲を刺激します。
「新しいことは良いこと」みたいな錯覚をおこしているような気がします。
新機種の搬入の日の朝、スタッフが古いコピー機をきれいに掃除していました。
一つの道具ではありますが、普段掃除したり、大事にしているからの行動でしょう。
もちろん私も掃除をするし、大事にする気持ちもありますが、その想いの違いのようなものに、ちょっとドキッとしました。
彼らの姿を見て『感謝』という言葉が頭に浮かびました。
「人にも物にも感謝の気持ちを持って接したら、何かが変わる!」と思っている私は、ただ「思っているだけ」だったのかもしれないと、その姿が気づかせてくれました。
こんなことを考えるきっかけをくれた彼らに『感謝』です。