2008/07/07 感謝の気持ち

2008/08/04

斎藤とも子です。

7月4日に会社のコピー機が新しくなりました。

今までのコピー機は10年ほど使ったそうです。(私の方がずっと後輩です)

10年経つとコピー機も型が古くなり、部品の製造が中止になったとかで、修理が出来なくなったのです。

このコピー機と同じ機種を使っていた知り合いの社長さんは、

「今はもう違う機種を入れて、これと同じものは別の部屋で使っているけど、僕はこっちが好きだな!」

と言っていました。何かが違うようなのです。

会社のスタッフも「これ、いいよね」と言っていました。

前に勤めていた会社で他の機種のコピー機を使っていた私は、機械の始動のゆっくりさや、コピーを取る時間がかかることに、正直驚きました。

考えてみれば、テレビもパソコンも携帯電話も・・・次から次へと新しい機種が出てきて、消費者の購買意欲を刺激します。

「新しいことは良いこと」みたいな錯覚をおこしているような気がします。

新機種の搬入の日の朝、スタッフが古いコピー機をきれいに掃除していました。

一つの道具ではありますが、普段掃除したり、大事にしているからの行動でしょう。

もちろん私も掃除をするし、大事にする気持ちもありますが、その想いの違いのようなものに、ちょっとドキッとしました。

彼らの姿を見て『感謝』という言葉が頭に浮かびました。

「人にも物にも感謝の気持ちを持って接したら、何かが変わる!」と思っている私は、ただ「思っているだけ」だったのかもしれないと、その姿が気づかせてくれました。

こんなことを考えるきっかけをくれた彼らに『感謝』です。