2008/11/17
阿部隆です。
休日に2歳の娘を連れて城北公園に散歩に行きました。
10時頃になってしまったのですが、それでも午前中の公園は気持ちがいいですね!
休日なのに人も少ないです。
今度はもっと早く来ようと思います。
しばらくすると放送が流れました。
よく聞こえなかったのですが、何か子供のイベントをやるようで、どんぐりを集めてくるように聞こえました。
『先着順』ということなので、間に合わないかな!と思いながら行ってみました。
ところがまだスタッフだけしか居ません。一番乗りだったようです。
地図を見ながら、5箇所にあるどんぐりのスタンプを押してくれば景品がもらえるという企画でした。
スタンプは全部違う種類のドングリで、それぞれそのドングリがなる木の下にありました。
当たり前なのですがどんぐりにはたくさんの種類があり、よく見ると全然違うのに驚きました。
普段「自然を大切にしなければいけない!」などと偉そうなことを言っているくせに、
どんぐりのことも全然知らない自分を恥ずかしく感じました。
娘ではなく私が一番勉強になりました。
説明書に「このどんぐりは食べられる」とか「これは渋い」とか書いてあったのですが、
勇気がなくて食べられませんでした。
子供の頃、しいの実というのを拾ってよく食べました。
「食べられるよ」と聞けば何のためらいも無く食べていた子供の頃を懐かしく思います。
全部のスタンプを押してスタート地点に戻ると、若い女性のスタッフがいて、
キャラクターの鉛筆、消しゴム、ノートをくれました。
解っているのかいないのか娘はとても喜んでいました。
都の公園なので都が企画したのだと思いますが、途中おじいさん達が私達を見て、
「どんぐりが無くなったころやるなんて!どうせやるならもっと早くやれば良いのに!」 と言っていました。
内容はどうであれ都がそんなことをやり出すこと自体、世の中が変わってきた証拠です。
その場所の持ち味をいかして人を喜ばすことを考えていけば、活気が出て何かが生まれてくるような気がします。