2009/06/16
阿部隆です。
夜、7時過ぎ、うちの奥さんから会社に電話がかかってきました。
何かあったのかとびっくりしました。
私 「どうしたの?」
妻 「パソコン壊れちゃったよ!」
私 「もう古いから仕方ないんじゃない」
妻 「七望の写真が入っているの。何十回やり直しても画面が出ない。完全に壊れた。」
娘の成長を写した数百枚分のデータが入っていたようです。
私 「だからファイルをCDか何かに移動しておくように言ったじゃないか!」
妻 「どうやるか解らないもん!」
とにかく、今度の休みにでも修理に持っていって、データだけでも何とかならないかを
聞いてみることにしました。
翌日、帰り際にまた奥さんから電話がありました。
妻 「パソコンの画面が出たから早く帰ってきてファイルの移動して!画面が消えそう!」
どうやって画面が出たのかというと、まずパソコンにEMを吹きかけて、その後で
「お願いだから写真のファイルを移動する間だけついて。今までどうもありがとう!」
と、心から何度も言ったそうです。
冷静な行動とは思えませんが必死さが伝わります。
ものすごい量のファイルだったので、フラッシュメモリーへの移動には一時間半位かかってしまいました。
終わりのころは画面が点滅したり、青息吐息状態でした。
機械にも思いは伝わるのかと嬉しくなりました。