2011/06/13
阿部隆です。
東日本大震災で母親を亡くした4歳の女の子の記事が出ていました。
「私も津波に流されてママのところに行きたい!」
切なくて悲しくて胸が苦しくなりました。
今回の災害で二つのことを感じました。
ひとつは災害された方への支援の大変さです。
「何でもっと早く、暖かくしてあげられないのか?」
「なぜもっと早く乳幼児のミルクを届けてあげられないのか?」
「なぜもっと早く病気の人に薬を届けられないのか?」
自分は何もしていないのにあせっていました。
そしてもうひとつは戦争の悲惨さです。
私は戦争も災害も経験していません。
しかし、災害に関しては今回、被災者の大変さのほんの少しを感じさせられました。
寒くて、空腹で、不安で。
しかし、これが戦争だったら支援の手が早いか遅いかではなく、いつまでも来ないかもしれません。
それを想像したら、戦争は絶対にあってはならない事だと思いました。
しかも、災害はいやでも襲ってきますが、戦争は人間が起すものです。
わざわざそんな悲惨なことを起すというのは人間がすることとはとても考えられません。