2013/04/23
阿部隆です。
最近、短い一定期間の間に、同じキーワードが何回も目に付くことが多くなりました。
ここ十日位のキーワードは腰に関係する姿勢です。
肥田式強健術でも胸を張りながらおしりを突き出すような姿勢を基本とさせます。
私は若いころ腰を痛めて以来、座る時は特に背中を丸めてしまう癖がついてしまいました。
最初はこの腰を起こすような姿勢がかえって腰に負担がかかっているような気がしたのですが、それが癖になってくると、今まで楽だと思っていた背中を丸めて座ることが腰を悪くしていることが解るようになってきました。
国民教育の師父と言われる森信三先生も、日常実践の五ケ条の一つに『こしぼね』と言って腰を立てることを上げていたそうです。
また、ある記事に松野わなりさんという『美しい姿勢』を日本中に広めている整体の先生の話が出ていました。
「腰痛の治療を受けても姿勢が悪ければすぐに元に戻ってしまうし、逆に姿勢が出来れば腰痛など自然に治る」
と、なかでも腰を中心にした姿勢の重要性を訴えています。
イギリス人がアジアの中で日本人を見分ける方法は、姿勢の悪さだそうです。
松野さんは最近の日本人の姿勢がとても悪くなってきていることを危惧しています。
腰が起きると足も長くみえるようです。
確かにスタイルの良さというのは太い、細いではないんですよね。姿勢なんです。
他にもいろいろな面で姿勢の大切さを目にしたり、聞く機会がありました。
姿勢の大切さを 誰かが教えてくれているのかもしれません。