■ブックタイプ20枚綴り×10冊 (200回分)
■測定可能なph値:pH2.8~4.4
◆EM活性液などの酸性度をしっかり確認!
酸性の度合い「pH(ピーエイチ、ペーハー)」を手軽に測定できる試験紙です。
pHとは水素イオン濃度指数のことで、0~14PHで表します。7.0が中性、それ以下が酸性、以上がアルカリ性です。
この試験紙ではpH2.8~4.4までの計測が可能。自宅で培養したEM活性液の酸性度を測定して、発酵の進み具合を確認するのに便利です。
★pH値と液性
・ph3.0未満・・・酸性
・ph3.0~6.0未満・・・弱酸性
・ph6.0~8.0以下・・・中性
・ph8.0を超えて11.0以下・・・弱アルカリ性
・ph11.0を超えるもの・・・アルカリ性
◆使用方法
1.試験紙を静かに検水に浸し、ただちに引き上げます。
2.試験紙を軽くふって余分についている検水をのぞきます。
3.検水がついてぬれている部分の色を出来るだけ早く標準変色表と比較します。
※比較・判定は明るい場所でおこなってください。
<特殊な検水の場合>
1.検水が着色している場合で緩衝性が十分なら、着色が邪魔にならないまで薄めて行います。
2.検水がにごったり、沈殿物を含んでいる場合には検水を試験紙の片面だけに付け、裏側の変色を標準変色表と比較します。
3.しめっている個体や粘度のある液体の場合は、試験紙を直接そのものに触れさせ、その変色を標準変色表と比較します。
4.緩衝性の少ない検水の場合は、そのpHをあらかじめ硝子電極pH計で測り、その時のpH試験紙の測定値を比較、較正しておけば試験紙で実際上のpHを測ることが可能です。
◆使用上の注意
※試験紙を検水に長くつけておきますと色素が溶け出して、正しい結果が得られません。
※試験紙を検水から引き上げてから長く置きますと、水分が蒸発したり、試験紙の上部ににじみ正しい結果を示しません。
※緩衝性の少ない検水の場合、例えば蒸留水、水道水、海水、河川水及び0.01%以下の塩酸や苛性ソーダだけを含む水溶液には使えません。この場合は<特殊な検水の場合>の「4」にもとづき行います。
※試験室内で揮発性物質(酸・アルカリ)を取り扱っていますと、それが判定に影響を示すことがあります。
※検水に酸化剤、還元剤が多く含まれていある場合は、色素が分解して脱色され正しい結果を示しません。
※高温度の検水では試験紙からの色素の溶出がおこるので、検水を室温にして使用してください。
※試験紙は保管中の雰囲気で外観が変わる場合がありますが、実際の使用には影響いたしません。