2014/05/03 薬
阿部隆です。
先日、ある人のうつ病の体験談を聴きました。
・・・大企業の営業で頑張ってきた人が突然、やる気や集中力を失い、友人の勧めで病院に行った。
お医者さんはろくに診察もしないで、うつと診断し、即、薬を出した。
以来8年に渡って薬を処方され、これまでに飲んだ薬の数を調べてみると数千錠になる。
麻薬から離脱するほどの苦労の末、今は離脱してから1年以上になる・・・
というお話でした。
私も25年位前のことを思い出しました。
いろいろな不安が重なり、食欲不振、不眠、異常な不安感などいろいろな症状が出て近所のお医者さんに行きました。
先ほどの人と同じように薬を出されました。
自宅にはなぜか薬の百科事典のようなものがあったので調べてみたのです。
すると、軽い抗うつ剤のように書かれていました。
言われた通り飲んでみると、確かに気分が楽になるのです。
無知な私は「薬ってすごいな~」と思いながら1週間欠かさずに飲みました。
しかし、最後の方は薬を飲んでも何も変わらなくなっていました。
薬も終わってしまったので、再びそのお医者さんに行ってその事を話しました。
すると、
「今度これ飲んでみて!」
と言って新しい薬を出されました。
帰ってから調べてみると、やはり抗うつ剤で、前回よりも強く、副作用が多い薬であることが解りました。
そのお医者さんは内科のお医者さんなのですが、どんな病気でも大量にお薬を出します。
直感で、「このまま薬に頼っていたら自殺に追い込まれるかもしれない。」と感じ、その病院に行くことも、薬を飲むのも止めてしまいました。
だからと言って病気が良くなる訳ではありません。
結局、私の場合は半年間くらいのウォーキングによって改善しました。
軽かったし、すぐに気付くことができたので良かったのです。
もし気付くことが出来なかったらと思うと恐ろしいですね。
今、うつ病と診断され、薬によって病状が悪化し、泥沼にはまっていっている人が多いではないでしょうか?
なぜそのような麻薬のような薬が病院では許されるのか不思議です。
2014-05-19 17:29