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2014/06/28 人を喜ばせるのが使命

阿部隆です。



「人間は他の人を喜ばせるために生まれてくるのではないか・・・」

と、私がとても尊敬している佐藤義直(経営コンサルタント)氏は言います。

私もその仮説は正しいような気がします。

私の場合はレベルの低い経験から感じたのですが・・・。



7歳の娘とゲームセンターでクレーンゲームをしていた時の事です。

娘がどうしても欲しがっている縫いぐるみでした。

私たちはかなり手こずってお金を無駄にしていました。


後ろに若い女性が立って見ていました。

気になって仕方ないので、止めて女性に譲りました。

彼女は一人で来ているようで、しかもたくさんの縫いぐるみをぶら下げていました。

どう見ても達人のようです。



彼女がプレイする様子を娘はかぶりつきで見ていました。

私も、彼女がどのようにゲットするのかとても気になったので、後ろの方でこっそりと見ていました。


意外と彼女も苦戦し、2,000円位使ったでしょうか。

ようやく、その縫いぐるみを落としました。



クレーンゲームの下から縫いぐるみを取り出した彼女は、何と娘に縫いぐるみをくれたのです。

もちろん私たちは、何度もお断りしました。

しかし、彼女は縫いぐるみを娘に押し付けてさっさと帰ってしまったのです。



後から考えて見ると、最初から娘にくれるつもりでやっていたのかもしれません。

私達がやっている時から後ろで見ていたので、娘がとても欲しがっていたのを感じたのだと思います。

2,000円も使って、話したこともない子供にあげてしまうのです。

しかも、その時だけではなく、同じような経験が何度となくあるのです。

私達が物欲しそうに見ていたのだろうと思われるかもしれませんが、決してそのような事はありません。


レベルの低い例で申し訳ありませんが・・・

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