カラダに良くて美味しいものを、大切なあのひとに―
そんな想いから「結(ゆい)のエビ」は生まれました。
体に入れるものは安心と安全であってほしいから。
棲むための水やエサにEM(有用微生物群)を使い、丹精込めて育てた、こだわりのエビです。
タイ中部にあるペッチャブリーは、海沿いで塩づくりや漁業を、内陸部ではお米や果物をつくるなど、自然からの恵み豊かなエリアです。そのペッチャブリーにある、バンクロックという小さな村で「結のエビ」(バナメイ種)は育てられています。人と、村と、水、そして照らす太陽や、ここちよい風や、繋がる大地と共にあなたのテーブルを彩り、おいしく飾ります。
一般的にエビの養殖では、病気の発生を抑えるために抗生物質を大量につかいます。そうしないと1つの池に病原菌が発生すると、エビが全滅してしまうからです。その池の排水によって、環境汚染にもなってしまいます。EMを活用して養殖した「結のエビ」は一切抗生物質を使っていません。それでも病気は発生せず、EMによって水もきれいになり、元気なエビを育てることができます。浄化力の高いEMを使った池の水を排水することで、周りの水もきれいにすることができます。
健康でくさみのないエビの生産にはきれいな水が不可欠です。「結のエビ」の生産には、病原菌や腐敗菌を抑えるために年間300tものEMが使用されています。そのおかげで養殖池から排出された水は養殖場内を循環するうちに透視度が高く、魚が元気に泳ぐきれいな水になり、再び養殖池に入ります。循環を繰り返すことでより良い微生物が定着し、浄化力も高まり安定した水環境が整います。このシステムはエビ養殖で一番恐れられている病気の感染リスクを防ぐと共に、100%の水を再利用できる環境保全型のエビ養殖モデルとして注目されています。
エビの健康を維持するために毎日欠かさず健康チェックを行い、餌にもEMを混ぜて使用しています。体内環境を改善して健康なエビを育成することで、生育期間を通して抗生物質を一切使用しておりません。
収穫したエビはすぐにISO9001を取得している冷凍工場で急速冷凍し、鮮度を保ちながら日本に直送されます。変色防止やプリプリ感を出すために添加される酸化防止剤、リン酸塩、pH調整剤等の添加物は一切使用しておりません。
養殖場の運営は㈱EM研究機構(沖縄)タイ現地法人のEMRO ASIAとエビ養殖の経験豊富なニタヤファームのニタヤさんが共同で行っています。現地の日本人スタッフが生産から加工まで一貫して指導・管理を行い、安心、安全のエビを生産しています。